働き盛り世代の家計の見直しのポイント・・ズボラ節約術
はじめに
いつもFPオフィス「ライフデザイン」のブログをお読み頂きありがとうございます。家計を見直すと言っても・・どうすればいいの・・。いつも広告で安いお店で買っているので大丈夫!ちょっと、待ってください!!家計は収入と支出の双方を見る必要がありますが、ズボラでも大丈夫!今日はズボラ節約術について詳しく解説します。
家計を見直のポイントを押さえましょう
ずぼらでも大丈夫、ライフデザイン流ズボラ節約術のはじまりです。
それでは収入から・・
ただ、収入はサラリーマンであればお給料が決まっているので、現状が分かり易いですよね。でも、そこで注意事項・・
収入は手取りで計算する
手取りって・・税金や社会保険料を除いた実際に手元に残るお金です。
えー、どのくらいかな~、計算面倒くさいなって方は
収入の大体75%位を手取りとして見てください。
厳密ではありませんが、大体、そんなもんです。さすがズボラです。
例えば、お給料が500万円ならその75%なので、手取りは375万円としましょう
次は支出です
〇支出のチェックは通帳から・・これがポイント
まず、通帳を開いてください。そうすると、毎月引き落とされている金額があります。
それを全部足して、月の合計を出してみましょう・・レシートなどは一切不要です。
次は月々の食費(これは通常は現金でよね)をイメージでよいので、ざっくりいくら・・(さすがズボラ(笑い))
通帳の毎月の引き落とし金額と食費をざっくりで・・合計を出してみましょう。
その合計を12倍して年間の支出額を・・ざっくり出してみましょう。これ1年の支出です。
ここから、1年の手取り収入から1年の支出を引いてみて下さい。
こんな感じです。
お給料年収の75%-(通帳の毎月の引き落とし金額+月々の食費)
その引いた金額と毎年の貯金額を比較して見てください・・えー!!愕然!!
どうしてこんなに違うの・・頭を抱える!!
でも大丈夫、「その愕然!!」が大切です。
収入は大きな違いはないので、支出が自分の抱いているイメージとは大きく違うのです。
家計を見直すために最初に取り掛かるのは・・
まず、引き落とし金額から見直しましょう。通帳引き落としは、通常、毎月決まった金額が多いですよね。これを固定費と言います。固定費の見直しは毎月なので、影響が大きいです。
☆まずは通信費から
こんな例があります。通帳をみると通信費が多い、それも色々な形で通信費が落ちていることが分かりました。どうして多いのだろうと良く考えてみると、家の電話代、家のインターネット、家族のスマートホン、お父さんのモバイル端末など月々3万円を超える支出でした。そして、よくよく見ると使っていないタブレットのレンタル料を月々3,000円も払っていました。
そこで、この通信費を、まず、タブレットを解約、お父さんのモバイル端末を止めて、スマートホンのデザリングにして、通信会社を家の電話、インターネット、スマートホン1社にまとめ、割引きを使った結果、通信費を1万円少なくできました。年間12万円の節約です。
通信費はわりと手軽で自分でできますよね。
☆次に自分でもできそうなのが、光熱費です。
光熱費は、季節により違うので、月々でみるより1年間通してチェックしましょう。現在は色々な会社が光熱費サービスに参入しているので、見直しにより少しでもお得な内容にしましょう。
☆次に保険です。え~、保険って自分で見直せるの・・
保険は詳しく見るには専門家の知識が必要ですが、ざっくり、自分で見直しが出来きる方法があります。
それは、同じ種類の保険に入っていないかです。
そんな~、そんなことは無いよ!というあなた。生命保険で入院特約に加入しているのに、医療保険に入っていませんか?という具合に保険で重複している内容がないか確認しましょう。重複していたら、一つにまとめるのが賢いやり方です。一般的に死亡保障は年齢が進めば必要な金額は少なくなりますので、例えば、子どもたちが就職したら減らすことを検討しましょう。
☆次に、車の維持費
一例として、ガソリン代:3.6万円、保険:8万円、駐車場:6.6万円、自動車税:3.7万円、車検:5万円(2年で10万円)で年間約27万円くらいでしょうか・・
もし、車を無くせば、年間27万円の節約となりますが、便利なものなので、なかなか手放すのは難しいですよね。
☆あとは、大きな固定費は住宅ローンや住宅費(賃貸)など
住宅ローンの金利は低くなっています。昔の高い金利のままの方もいらっしゃるようです。ぜひ一度、金利を確認してください。
最後に、ずぼら節約術と貯蓄
支出が抑えられたら、その分を給料から天引き貯蓄を行うのです。
支出が例えば、ずぼら節約術で毎月2万円が浮いたとしましょう。その浮いたお金を毎月の天引き貯金に加えるのです。今まで、月々5万円の天引きをしていたなら、2万円を加えて毎月7万円の天引き貯金を行うのです。
まとめ
「家計を見直して節約できた!」だけでは、その節約分が他の用途に使われるかもしれません。それを防ぐのは、給料天引き貯金です。この金額を増やすことにより、自然とお金が貯まります。たとえ、細かく支出を見ても、最終的にお金が貯まらなければ、何にもなりません。ただの自己満足に過ぎませんよね。大切なことは、お金を残すこと。でも、ぎすぎすしたくない・・食費などはそのままで固定費の削減なので、ぎすぎすしませんよね!
あっぱれ!ライフデザイン流ずぼら節約術!!
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