住宅をリフォームする際のお得情報
1.お得な情報
①リフォームの住宅ローン控除
②介護保険を使った補助「住宅改修費」
③地方独自のサービス
〇リフォームの住宅ローン控除
(1)概要
床面積が50平方メートル以上で、床面積の2分の1以上が自己居住用であることが必要です。工事費用が100万円以上の工事であること、そのうち2分の1以上の額が自分が住む場所であることなどを満たすと助成金が出ます。
(2)対象になるリフォーム工事
■増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕又は大規模の模様替えの工事
■マンションなどの区分所有建物のうち、その人が区分所有する部分の床、階段又は壁の過半について行う一定の修繕・模様替えの工事
■家屋(マンションなどの区分所有建物にあっては、その人が区分所有する部分に限ります。)のうち、居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関又は廊下の一室の床又は壁の全部について行う修繕・模様替えの工事
■建築基準法施行令の構造強度等に関する規定又は地震に対する安全性に係る基準に適合させるための一定の修繕・模様替えの工事
■一定のバリアフリー改修工事
■一定の省エネ改修工事
3.介護保険を使った補助「住宅改修費」
(1)概要
介護保険を利用すると上限20万円までの工事に「住宅改修費」が支給され、介護認定度による限度額はない・・要支援でもOK
(2)条件
①利用者が要介護又は要支援に認定
②利用者が実際に居住している
③利用者が入院中や施設を利用していない
④支給は1人1回で20万円まで
4.地域独自のサービス
(1)横須賀市
〇木造住宅の耐震診断・耐震補強工事等の費用の一部を補助制度です
■対象建築物(以下の項目に全て該当するもの)
・昭和56年5月31日以前に着手した在来工法の木造住宅
・木造住宅階数3階以下
・自己所有で、自己在住のもの
■事業の流れ
ア.耐震診断・改修計画書の作成
・費用10万円のうち6.5万円を補助
※電話予約が必要です(046-822-8319)
イ.耐震補強工事図面の作成
・耐震診断に基づいて耐震補強工事を希望する場合対象になります。
・改修計画に基づいて耐震補強工事の図面を作成します。
・費用10万円のうち5万円を補助
ウ.耐震補強工事補助の申込から補助金交付まで
・耐震補強工事図面を作成した方が対象になります。
・耐震補強工事図面に基づいて施工及び工事監理を行ないます。
・建物所有者への補助金交付:耐震改修工事費用の1/2まで補助
ただし、上限は100万円まで
工事監理として、現場立会費用5万円のうち2.5万円を補助
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4840/sidouka/taisin.html
〇世帯住宅リフォーム助成制度
子ども家族が、市外から転入して親世帯の居住している住宅に住むための
リフォーム費用の2分の1、最大30万円を助成。先着10件
※予算上限額に達し次第、受付期間中でも締め切る場合があります。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4821/tokei/2setai/2setai.html
(2)東京都
目黒区や大田区は一般のリフォームをする場合も助成がでるようです。一例として目黒区の場合をご紹介します。
■一般リフォーム工事
目黒区民が区内に所有し、自身で居住している居住用住宅の増改修・修繕等、住宅の機能維持・向上のための改修工事。マンションや区分所有住宅の場合には、専有部分のみ対象です。
■アスベスト除去工事
目黒区民が区内に所有し、自身で居住している居住用住宅の吹き付けアスベスト、アスベスト含有吹き付けロックウールの除去・復旧工事
■バリアフリーリフォーム工事
目黒区民が区内に所有している、賃貸用住宅の空き家・空き室に対して行う、高齢者・障害者等が住みやすくするための以下の工事。集合住宅の場合は、同時に行う共用部分も対象となります。工事完了後3か月は、入居者を高齢者又は障害者等としていただきます(昭和56年5月31日以前に着工した住宅については耐震性の確認が必要です)。
■一定の条件を満たすと以下の助成金があります
工事費用の10パーセント(千円未満切捨て)。工事費用は、「見積り金額(税抜き)」と「実際の工事金額(税抜き)」のいずれか低いほうとなります。
(1) 一般リフォーム工事… 上限10万円
(2) アスベスト除去工事… 上限20万円
(3) バリアフリーリフォーム工事… 上限10万円
www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/sumai/enjo/reform/rifoumu.html
住宅をリフォームする際のお得情報について、お知らせしました。
お住まいの地域でも、色々な助成があると思いますので、是非とも
ネットで検索してみてください。